積算技術業務 multiplication duties
OVERVIEW 概要
円滑かつ正確に工事の予算を算出できるよう、積算業務をサポートします。そのほか図面および特記仕様書の作成や、コンクリート量・掘削量などの工事数量の集計も行います。
- ABOUT 積算とは
- 積算とは建築・土木業界において、使用する材料の種類や数量を計算し、工事に必要な予算を算出することです。
- DETAIL 積算の内容
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積算業務は以下の流れで実施します。
(1)設計図面や仕様書をもとに、工事に必要な人数・材料の数量などを算出します。
(2)必要な人数・材料などに対応する価格を設定し、工事費を算出します。
(3)内訳明細書・数量調書・見積書などを作成します。
使用する建設材料などの数量と単価を乗じて合計値を算出し、建設工事に必要な予算を求めます。積算は設計図面や仕様書はもちろん、工事の種類・規模、施工場所・環境、他工事との調整、工事期間など、さまざまな事情を考慮したうえで行うことが必要です。積算におけるミスは建設工事中の予算オーバーなどにつながる可能性があるため、正確に実施しなければなりません。積算を正確かつ迅速に行うには、多大な労力と集中力が求められます。より効率的に積算業務を行うため、積算用のソフトを利用することも多くあります。 - NEED なぜ積算が必要か
- 工事費用がわからなければ、工事を実行できるかどうか判断できません。事前に建設コストを予測するため、すべての建設工事において積算業務は発生します。また、積算は各工程のコストを積み上げて価格を算出するため、建設工事における透明性・客観性・妥当性を担保することにもつながります。工事費用の根拠を明らかにするためにも、欠かせない工程です。